オンワード、従業員参加型のワークショップを経て新しいユニフォームを製作するサービス開始

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年12月05日
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オンワードコーポレートデザイン(東京都千代田区)は12月3日、企業のユニフォーム製作のコンセプト策定からデザイン・製作まで一気通貫で行う、コンサルティングサービスの本格提供を開始したことを発表した。

従業員の意見や要望を基にコンセプト策定

新ユニフォームのコンセプトは、従業員参加型のワークショップを経て策定する。従業員の意向をユニフォームに反映し、採用や働きやすい環境づくりにつなげたいという企業ニーズの高まりや、9割以上が「ユニフォームのデザイン性・機能性の改善は生産性向上につながる」と回答した企業アンケートの結果を踏まえ、本格提供を開始した。

ワークショップは企業が属する業界の特性や、リニューアルプロジェクトにかけられる時間に応じて、企業に応じたオリジナルの内容で提供。従業員はユニフォームに関する基礎知識や事例を踏まえた上で、新ユニフォームで目指す方向性を議論する。

ユニフォームはステークホルダーに企業の姿勢を示すツールへ

昨今のSDGsへの関心の高まりなどを背景に、企業ユニフォームに対し、ステークホルダーにさまざまな社会課題に対する企業姿勢を示すツールとしての役割が重要視されている、と同社は指摘。デザインや機能、コストだけでなく、企業ごとに「ユニフォームを通じてどんな社会課題と向き合うか」を考える必要性が出てきた、としている。

たとえばドトールコーヒー(東京都渋谷区)は、役員を含む従業員6人と3回にわたるディスカッションを経て、ブランドスローガンをキーワードに「ドトールコーヒーショップ」らしさを表現する新ユニフォームを目指した。

生地素材の一部に漂着ペットボトル由来の素材を採用。従業員が地球環境について身近に考える契機となることと、働くことへの誇りの醸成やエンゲージメント向上を目的としている。実際の店舗でサンプルの着用を繰り返し、従業員の意見を反映したデザインや仕様へと改良を重ねた。

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