現場が軽くなる。総務の「仕組み化」処方箋

あなたは「冷たいリーダー」でいい! チームを迷わせない、感情論を捨てた「仕事の振り方」の極意

株式会社識学 シニアコンサルタント 富山 恵
最終更新日:
2026年06月12日
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他部署への依頼や催促をする際、つい「申しわけないのですが……」と下手に出てしまい、かえって話がややこしくなった経験はありませんか? 実は、ビジネスにおける過度な配慮は、指示の内容を曖昧にし、現場に混乱を招く原因となります。本記事では、識学の視点から、感情に頼らず「役割」と「事実」で動く組織のつくり方を解説します。この記事を読むことで、心理的な摩擦を減らし、スムーズに仕事が進むコミュニケーション術が身に付きます。

「申しわけない」という配慮が逆効果になる理由

仕事をお願いする際、日本人の美徳として「お忙しいところ恐縮ですが」といった枕ことばを添えることが一般的です。しかし、これが過剰になると、組織の生産性を著しく下げることにつながります。

なぜなら、過度に申しわけなさそうに依頼をすると、それは組織としての「指示」ではなく、個人としての「お願い」に聞こえてしまうからです。「お願い」という形を取った瞬間、受け手側には「やるかやらないか」の選択権があるような錯覚が生まれます。

「忙しいなら、多少遅れても仕方ない」という甘えが入り込む隙を与えてしまうのです。その結果、期限が守られず、あとから厳しく催促することになり、かえって人間関係が悪化するという本末転倒な事態を招きます。良かれと思った感情的な配慮が、実は最も「角が立つ」原因をつくっているのです。

「個人」の関係を捨て、「役割」でつながる

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