総務のマニュアル
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属人化を解消し組織力を強化する ナレッジマネジメント導入法
共有イベントを「会社の戦略の見本市に」 企業事例から考えるナレッジマネジメント成功術
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ エグゼクティブコンサルタント 的場 正人
最終更新日:
2024年05月27日

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現代企業に適したナレッジマネジメントの導入法を3回にわたってお伝えする本シリーズ。第3回は、「ナレッジ共有の仕組み・イベント」を成功させる方法について詳しく説明します。
「ナレッジ共有の仕組み・イベント」でナレッジ共有を加速させよう
自律・共創型のチームづくりと並行して、「ナレッジ共有の仕組み・イベント」でナレッジ共有を加速させましょう。全社あるいは部門単位で、ナレッジシェアの仕組みを構築したり、ナレッジシェアイベントを開催したりして、ナレッジの共有・蓄積・横展開を促進するのです。なお、ナレッジ共有イベントは、ナレッジグランプリ、ベストプラクティスコンテストなど、会社によってさまざまな呼び名がありますが、この記事ではまとめてナレッジ共有イベントと呼びます。
たとえば、リクルートでは、全社横断のナレッジ共有イベント「FORUM」を毎年開催しています(冒頭の写真はFORUMのようす)。FORUMには、TOPGUN(顧客接点部門)、ENGINE(テクノロジー部門)、GROWTH(事業開発部門)、GUARDIAN(経営基盤部門)の4部門があります。本記事ではFORUMを具体例にしながら、ナレッジ共有の仕組み・イベントの意義や効果、コツなどを説明していきます。
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