「週休3日制正社員」など新しい働き方導入 ピースフリーケアG、人材不足の介護業界で採用強化
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年09月17日

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ピースフリーケアグループ(大阪府大阪市)は9月16日、既存職員の定着や採用活動を強化するため、「週休3日制正社員」をはじめ3つの新しい働き方を導入したことを発表した。
同社は、介護施設の82.4%が業務負担などを課題に感じているという厚生労働省の調査を踏まえ、柔軟な働き方の導入が、施設運営と人材定着の強い追い風になるとしている。
正社員待遇で「週休3日制」、中抜けOKで社員の両立をサポート
同社が9月1日から導入したのは「週休3日制正社員」「中抜け正社員」「カムバック制度」の3つ。
- 週休3日制正社員
従来の正社員待遇は維持したまま週休3日を可能にする制度。心身のリフレッシュによる仕事への集中力やモチベーション向上、自由時間の増加によるストレスの軽減や自己学習の時間創出を見込む。
- 中抜け正社員
子育てや介護をしながら無理なく働ける制度として導入。日中の長時間の「中抜け」を認め、平日にしかできない役所の手続きや通院、子供の送迎や学校行事への参加を可能にする。
- カムバック制度
退職前の待遇を引き継いで復職を認める。職場の雰囲気や人間関係を理解していることから、安心して戻れる環境を整えられる。他社で得た経験やスキルを考慮し、ポジションや待遇アップで復帰できる可能性もある。
企業と復職者の双方に大きなメリットがある「カムバック制度」
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