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「起承転結」は不向き? Webサイトにおいてユーザーの行動を促す「文章のフレームワーク」とは
株式会社グリーゼ 代表取締役会長 江島 民子
最終更新日:
2023年05月29日

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コーポレートサイトに掲載されている情報の中には、「読んでもらえればいい」というものもありますが、「読んだだけではなく、行動してほしい」というものもたくさんあります。今回は、ウェビナーを例に挙げながら、「行動を起こしてもらえる文章」について解説します。
行動を起こしてもらうためには、感情を動かす必要がある
コーポレートサイトに掲載されている情報の中には、「読んでもらえればいい」というものもありますが、「読んだだけではなく、行動してほしい」というものもたくさんありますよね。
たとえば、
- 製品のカタログをダウンロードしてほしい
- 問い合わせをしてほしい
- セミナー(ウェビナー)に参加してほしい
- 展示会に来てほしい
- 求人に応募してほしい
などです。
では、どうすれば、行動を起こしてもらえるのでしょうか。答えは、「感情を動かす」です。なぜなら、「行動を起こす」ためには、大きなエネルギーが必要だからです。
ウェビナーを例に挙げて、考えてみましょう。ウェビナーに申し込みをするとき、ほとんどのWebサイトでは、下記のような手順が必要なのではないでしょうか。
- ウェビナー紹介のページに行く
- 開催日時・講師・内容・参加費用などを確認する
- 「ウェビナーに参加する」ボタンをクリックする
- 申し込みフォームに会社名や名前などを入力する
- 個人情報の取り扱いに関する説明文を読んで、「合意する」にチェックする
- 「確認ページへ」のボタンをクリックする
- 内容を確認して「送信」ボタンをクリックする
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