現場密着型の安全衛生研修の提供で「自分ごと」の職場へ 外部研修導入のメリットとは?
最終更新日:
2025年09月04日

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グロップ(岡山県岡山市)は9月3日、同社の提供する安全衛生研修が、ロマンライフ(京都府京都市)に導入された事例を公表した。
従来、安全衛生活動の形骸化に課題を抱えていたロマンライフでは、現場に即したグロップの研修を導入することで、社員の主体的な改善行動や委員会活動の活性化が見られるようになっているという。
ロマンライフ、安全衛生活動の再構築に向けて研修を導入
洋菓子ブランド「京都北山マールブランシュ」を展開するロマンライフでは、以前より安全衛生委員会の体制は整備されていたものの、現場での実効性に課題があった。活動が形式的に運営され、社員の意識や行動に結びついていない状況が続いていたという。
製造部門責任者の粂氏は、「委員会はあるものの、現場改善には結びつかず、対応に苦慮していた」と振り返る。
同社では、安全衛生に対する社員一人ひとりの主体的な意識醸成を目指し、外部研修の導入を決定。グロップの研修は、現場の実情に応じて内容を柔軟に設計できる点が評価され、選定に至った。
委員会や部門方針にも影響、10年ぶりの労基署の立ち入り検査もクリア
研修導入後、現場では以下のような変化が生まれている。
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