総務のための資格ガイド

総務にオススメ! 「オフィス系、広報系、IT 系、法務系、コミュニケーション系」の資格まとめ

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年04月18日
202404h_00

前回「スキルアップや最新情報のキャッチアップにもなる 『人事・労務・総務系』のオススメ資格7選」では人事・労務・総務系の資格について解説しました。業務が多岐にわたる総務は、人によって伸ばしたい分野も異なるでしょう。今回はオフィス系、広報系、IT 系、法務系、コミュニケーション系などの資格をご紹介します。資格選びの参考にしてみてください。

取材・文◎武田 洋子

オフィス系

資格アドバイザー 鈴木 秀明さん
資格アドバイザー
鈴木 秀明さん

総合情報サイト「All About」資格ガイド。東京大学理学部卒。東京大学公共政策大学院修了。米国公認会計士、気象予報士、中小企業診断士、行政書士、証券アナリストなど940個以上の資格を取得。年間80個以上のペースで資格試験を受け続け、資格の専門家として多方面で活動中。雑誌・テレビ・ラジオなどのメディア出演実績は500件以上。著書に『効率よく短期集中で覚えられる 7日間勉強法』(ダイヤモンド社)、『小学生にもとれる!資格・検定カタログ』(監修)(小学館)などがある。

オフィス環境診断士

オフィス環境やインテリア(設備)関連は、まさに総務の領域です。オフィス環境診断士は、代表的な資格といえるでしょう。室内空間や家具、備品を変えるだけでオフィス環境が改善されるわけではありません。オフィス環境診断士はさまざまな観点から定量的・定性的に分析して現状の課題を洗い出し、改善策を提案できるような知識・技能が求められるエキスパート資格です。

生産性向上に貢献する資格のため、期待される場面も多いでしょう。

オフィスセキュリティコーディネータ

企業の経営資産が適切に保護されているかどうかの適合性を審査する「オフィスセキュリティマーク認証」は2006 年10月から運用開始されましたが、それに伴い登場した資格がオフィスセキュリティコーディネータです。入退室管理や機密文書保管・防犯体制など、オフィスセキュリティに関する幅広い知識を身に付けます。

「オフィスセキュリティマーク認証」の申請を考えている企業に対し、助言や情報提供といった支援を行えるのは、認証に合わせて登場した資格ならでは。セキュリティに対する企業意識と比例して、資格のニーズも高まっています。

防災士

防災士とは、「自助」「共助」「協働」を原則とし、そのための十分な意識と一定の知識・技能を習得したことを、日本防災士機構が認証した人です。自社のみならず社会のさまざまな場で防災力を高める活動が期待されます。

防災士養成研修を受講し、防災士資格取得試験に合格した上で、全国の自治体、地域消防署、日本赤十字社などの公的機関か、それに準ずる団体が主催する救急救命講習(心肺蘇生法やAEDを含む)を3時間以上受ける必要があります。企業のリスク管理の観点からも、ぜひ挑戦していただきたい資格の一つです。

続きは「月刊総務プレミアム」会員さまのみ、お読みいただけます。

  • ・実務や法改正の解説など、情報価値の高いWEB限定の有料記事が読み放題
  • ・デジタルマガジンになった『月刊総務』本誌が読み放題
  • ・『月刊総務』本誌を毎月の発売日にお届け
  • ・当メディアが主催する総務の勉強会や交流会などのイベントにご優待
  • ・スキルアップに最適なeラーニングコンテンツが割引価格に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

プロフィール

logo@4x


月刊総務オンライン編集部

「月刊総務オンライン」では、総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つニュース、コラムなどを平日毎日発信しています。また、「総務のマニュアル」「総務の引き出し」といった有料記事や本誌『月刊総務』のデジタル版「月刊総務デジタルマガジン」が読み放題のサービス「月刊総務プレミアム」を提供しています。


関連記事

  • レンタカーの安全運転管理も可能! コストを抑え、車両管理にかかわる日常業務の負担を減らす方法 PR
  • 食で社員を応援! 総務が値段を決められる自由さがポイント。豊富なアイテムがそろうミニコンビニ PR
  • 何となくで選んでない? 実は重要なオフィスの「照明」。空間に合った明るさや色味が与える効果 PR

特別企画、サービス