木陰の心地よさを実現した「出社したくなる」オフィス設計 イトーキが表彰された屋内緑化の事例
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年07月11日

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イトーキ(東京都中央区)のワーキングショールーム「ITOKI DESIGN HOUSE」が、屋内緑化推進協議会主催の「屋内緑化コンクール2025」で「農林水産省農産局長賞」を受賞したと発表した。植栽と調和するオフィス空間の創出、効果的な植栽管理、人的資本経営に資する空間設計などの点が評価された。
木陰の心地よさを実現した「出社したくなる」オフィス設計
「屋内緑化コンクール」は、屋内空間における緑化の普及と質的向上を目的に、屋内緑化推進協議会が主催する表彰制度。公共施設・病院・オフィス・商業施設などの空間における優れた緑化事例を表彰し、都市生活における癒しや快適性の創出、環境負荷低減への貢献を社会に紹介している。
ITOKI DESIGN HOUSEは2024年11月にリニューアルオープンした同社の本社オフィス兼ショールーム。働く人のエンゲージメントを高める「出社したくなるオフィス」の実現を目指し、窓からの外光を最大限取り入れ、グリーンと共に過ごす空間をデザインしている。
植栽は単なる装飾ではなく、家具と組み合わせることでABWの実践を支える空間要素として機能。活動に応じた環境を選択できるよう空間を緩やかに仕切り、集中とリラックスの切り替えを促進した。
イトーキとしては同ショールームのアピールポイントを「木陰の下で働くような心地よさを感じる、シンボルツリーや背景となるグリーンを配置」している点として紹介している。
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