「忙しい」「時間がない」を言いわけにしない! 多忙な社会人のための効率的勉強法

何歳になっても勉強は必要か? 社会人が学ぶべき本当の理由と「がんばる」前にやるべきことは

株式会社スタディーハッカー 代表取締役社長 岡 健作
最終更新日:
2026年01月14日

総務の仕事は、突発業務の連続です。朝一で届いた社員からの問い合わせ対応。急に入った来客準備。昼前に発覚した備品の不備。午後は会議室の調整と、月次の締め作業。気付けば定時を過ぎていて、今日もまた「自分の時間」は消えていた……。そんな日々を送りながら、頭の片隅では「リスキリング」という言葉がちらついている方も多いのではないでしょうか。
この数年だけでも、総務を取り巻く環境は激変しました。電子帳簿保存法の改正、インボイス制度への対応、育児・介護休業法のたび重なる見直し。「法改正についていくだけで精いっぱい」という声をよく聞きます。さらにペーパーレス化、ワークフローシステムの導入、クラウドサービスへの移行というDX推進の波。こうした業務をこなしながら、スキルアップや資格取得を目指すのは至難の業です。「いつかやろう」と思いながら、気付けば半年、一年と過ぎているなんてことも多いのではないでしょうか。そこで本企画では、学習塾や社会人向けの英語スクールを運営している筆者が、社会人が勉強をするメリットや効率的に勉強するポイントなどについて3回に分けて解説します。

「とにかくがんばる」は、なぜうまくいかないのか?

多くの人は「勉強=がんばること」だと思っています。時間を確保して、机に向かって、眠い目をこすりながら参考書を開くことが勉強であると。でも、ちょっと考えてみてください。長時間かけて必死に勉強して取った資格と、短時間で効率的に勉強して取った資格。その価値に差はあるでしょうか? むしろ後者の方が、余った時間を仕事や家族との時間に使える分、得をしています。

私が長年、多くの人の「学び」を見てきてわかったのは、努力が報われる人と報われない人の差は「がんばりの量」ではないということです。勉強の世界は残酷なほどシンプルで、プロセスではなく結果だけが評価されます。「ものすごくがんばったので、合格させてください」は通用しません。だからこそ私は強くいいたいのです。がんばること自体を目的にしてはいけません。戦略なき努力は「絵空事」と同じです。

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

続きは「月刊総務プレミアム」をご契約の会員様のみお読みいただけます。

  • ・さらに有益な付加価値の高い有料記事が読み放題
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツも割引価格でご利用可能に
  • ・「月刊総務デジタルマガジン」で本誌「月刊総務」も読み放題
  • ・本誌「月刊総務」も毎月1冊、ご登録いただいたご住所にお届け

プロフィール

株式会社スタディーハッカー 代表取締役社長
岡 健作

1977年生まれ、福岡出身。同志社大学卒業。2010年に株式会社スタディーハッカーを創業。「Study Smart(合理的に学ぶ)」をコンセプトに、科学的知見に基づく英語パーソナルジム「ENGLISH COMPANY」を開設し、人気ブランドへと成長させる。 事業拡大の要として、自らオウンドメディアとSNSの編集長を兼任。オウンドメディアは最大500万PV、Instagramでは月間700万PV、フォロワー27万人規模のメディアにするなど、広告費に依存しない集客モデルを確立する。現在はその知見を生かし、「企業の認知獲得の専門家」として、論理とデータに基づいた再現性の高いメディア戦略・ブランディング論を発信している。

特別企画、サービス