HIS「シン・社員旅行」提案 サステナブル要素と交流を組み込み、エンゲージメント向上に寄与
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年04月10日

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エイチ・アイ・エス(東京都港区)が4月7日、社員旅行にサステナブルな要素を組み込んだ「シン・社員旅行」プロジェクトを始動。社員旅行を実施した企業は、社員の帰属意識が高いという調査結果も明らかにした。
社員旅行にサステナブルな視点をプラス
「シン・社員旅行」では、訪問先の国や地域で、環境に配慮したアクティビティに参加。従来の社員旅行に、地域が持つ課題に触れたり環境について考えたりするきっかけ作りや、環境の変化を捉え対応する柔軟性や主体性を養う人材育成の場をプラスして提案する。
同プロジェクト発足の背景には、企業の社会的責任や、SDGsをはじめとする世の中の社会貢献意識の高まりがある。また、コロナ禍で打撃を受けた観光地を訪問することで、地域を元気にするという側面も持つ。
社員旅行を実施した企業への帰属意識は約2倍という調査結果も
同社では、コロナ禍を経て、社内コミュニケーションや、エンゲージメントにどのような変化があったのかを調査。その結果、社内イベントの機会や頻度が、エンゲージメント・帰属意識に影響しているというデータが現れた。
社員旅行実施企業に所属する人のうち、63%が「所属する会社が好き」だと回答。これは、「エンゲージメント・コミュニケーション意識調査」全体の回答者に占める割合(32%)の約2倍だ。

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