短時間仮眠で集中力回復、災害時は待機場所にも 仮眠室を活用して健康経営とBCPを両立
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年06月11日

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資格試験の通信講座を展開するフォーサイト(東京都文京区)は2025年6月、本社ビル内に仮眠室を新設し、運用を開始した。従業員の健康維持と事業継続計画(BCP)の強化を目的とした取り組みで、施設は日中の短時間仮眠に加え、災害時の一時待機場所としての活用も想定されている。
健康経営と災害対策に対応する多機能型仮眠室
新設された仮眠室には、男女別の専用スペースが用意されている。また、シャワー設備と専用ベッドも完備されており、従業員が安心して利用できる環境が整っている。

同社では日中の短時間仮眠を推奨しており、集中力の維持や疲労回復を支援するほか、体調不良時の一時的な休憩場所としても活用可能だ。
仮眠室は災害時の一時待機所としての利用も想定されている。
首都直下型地震などの大規模災害が発生した場合には、公共交通機関が停止する可能性があると見込まれている。同社では、こうした事態に備え、仮眠室を従業員およびその家族の一時的な受け入れ先として活用できるよう設計している。
同社代表取締役の山田浩司氏は、今回の施策について次のようにコメントしている。
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