在籍しながらの起業をクラファンで支援、年齢にとらわれないキャリアづくり ロート製薬

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年06月14日
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ロート製薬(大阪市生野区)は6月13日、複業・起業支援といった年齢にかかわらず長期的なキャリア形成を支援する取り組みについてのレポートを公表した。

ロート製薬では、2016年からウェルビーイングな社会の実現に貢献し続けるため、社員一人ひとりの自律・成長を経営の中心に置き、「個人と会社の共成長」を目指すさまざまな取り組みを実施してきた。

複業実践者は165人、社内ダブルジョブは192人が経験

2016年に開始したのが「社外チャレンジワーク(複業)」と「社内ダブルジョブ(兼務)」だ。

社外チャレンジワークでは、会社の枠を超えた働き方を通じて社内では得難い経験を重ね、自身の成長を本業にも還元することを狙いとし、「社内ダブルジョブ(兼務)」は、就業時間の中で部門の枠を超え他部署でも働くことで、社員一人ひとりの新たな可能性を引き出すことを狙いとしている。

社外チャレンジワークと社内ダブルジョブの実践者数(2024年3月末時点)は以下の通り。

  • 社外チャレンジワーク実践者165人(継続中61人)
  • 社内ダブルジョブ実践者192人

社員の想いを起業、本業とのマルチジョブで実現

2020年4月からは、社会課題に向き合い個人の想いとアイデアをもとに起業する社員のサポートを行う社内起業家支援プロジェクト「明日ニハ」を開始した。

社員は通常業務を行いながら起業する。マルチジョブを実践しながら、社内クラウドファンディングとロート製薬がマッチアップした出資を活動資金として、2024年5月時点で8社が設立されている。

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