突然のお迎え要請やNo残業など、全管理職が時間に追われる時短生活を体験 パーソルキャリア

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年01月10日
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パーソルキャリア(東京都千代田区)は1月9日、社長や役員を含む全管理職社員を対象に、突然のお迎え体験など、時間制約のある働き方を実体験する研修を実施することを発表した。

1週間NO残業など、育児と業務の両立のリアルを知る研修

業務の効率化や時間管理などのマネジメントにおける行動変容を促し、誰もが活躍しやすい環境づくりを進めることが目的。プログラムには、1週間のNO残業生活体験や、突然のお迎え連絡要請で仕事を切り上げる体験などを盛り込んだ。

全国のマネジメントを行う管理職社員約550人が研修の対象者で、プログラムは5営業日プラス3日間の研修で構成されている。

試験導入では受講者全員が長時間労働への課題意識向上、時短勤務者の心的状況への理解も深まる

「制限のあるはたらき方理解研修」のプログラム内容は、以下の通り。

時短生活のドキュメンタリー視聴

育児による時短勤務者の1日の生活と心情を追った動画を視聴。育児と両立する時短勤務の生活をイメージする

時短勤務者ヒアリング

実際に時短勤務をしている社員へのヒアリングを通して、同社の「育児と業務の両立のリアル」を知る

NO残業生活体験

1週間、育児をしている想定で18時に仕事を終える生活をし、決まった時間に退勤しなくてはならない生活を知る

突然のお迎え体験

NO残業生活の中で1日、子供の体調不良想定で、突然のお迎え要請連絡を受ける。原則、連絡が来たら仕事を切り上げる

振り返り会

研修を通じて得た気付きなどから「目標」を設定。さらに研修受講者同士で体験内容や感想、目標をシェアし、ディスカッションや目標ブラッシュアップの場とする

第1回研修のスケジュール。約40人に実施
第1回研修のスケジュール。約40人に実施

導入に先立ち、試験的に同研修を一部の管理職者へ実施したところ、受講者全員が、時短勤務者への心的状況への理解や、長時間労働への課題意識が高まったと回答。以下のような意見が寄せられたという。

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