りそなHD、「企業広報大賞」を受賞 公的資金注入から20年、地道な広報活動が結実

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りそなホールディングス(東京都江東区)は8月1日、「第41回企業広報賞」で最高位となる「企業広報大賞」を受賞したと発表した。同社は2016年に「企業広報経営者賞」、2024年に「企業広報功労・奨励賞」を受賞しており、今回が3度目の受賞となる。
「企業広報賞」とはきめ細かい取材対応を実践する企画力・統率力が評価され「企業広報大賞」受賞
「企業広報賞」は、優れた広報活動を行う企業や個人を表彰し、企業広報の発展に寄与することを目的に1984年に創設された。毎年、企業広報の最優秀企業として1社が「企業広報大賞」に選ばれる。
選考では、社会の期待を見極め経営に反映させつつ、ステークホルダー(生活者、従業員、メディアなど)に対して広報を通じて的確な情報発信を行い、社会に貢献しているかが評価される。りそなホールディングスは、同社の歴史を踏まえて掲げたパーパス「金融+で、未来をプラスに。」の下、全ステークホルダーとの対話を重視した広報活動を展開してきた。
2003年には公的資金の注入を受け経営再建に着手。「りそな再生」を掲げ、信頼回復とブランド価値の向上に長年取り組んできた。こうした歴史的背景の中で、地道に積み重ねてきた広報活動が、今回の「企業広報大賞」につながった。
取材要請に対しても常にオープンかつ誠実な姿勢で臨み、記者懇談会や勉強会を通じた情報発信、経営陣と報道機関の関係構築に積極的に取り組んできた。新紙幣発行時などの重要なタイミングでは、全国の主要拠点と連携し、きめ細やかな取材対応で多くの報道につなげた。こうした企画力と統率力が高く評価され、受賞に至った。
同社は「顧客の困りごとを起点に金融サービスを提供し、新たな価値創造を進めることで、リテールNo.1の金融サービスグループを目指す。今後もすべてのステークホルダーとの対話を大切にし、未来をプラスに変える情報発信に努める」とコメントしている。
企業広報経営者賞にファミリーマート社長、企業広報功労・奨励賞に西日本シティ銀行と西松建設
同時に、以下の賞も発表された。
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