経産省「健康経営銘柄2024」に53社を選定 「健康経営優良法人2024」は前年比2割増に
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年03月12日
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経済産業省は3月11日、2024年の「健康経営銘柄」および「健康経営優良法人」を公表した。「健康経営銘柄2024」には27業種から53社が選ばれた。「健康経営優良法人2024」では大規模法人部門として2988法人、中小規模法人部門として1万6733法人が認定された。
健康経営実践の優良企業を選出する「健康経営銘柄」 投資判断の材料としても活用
「健康経営銘柄」は、東京証券取引所に上場している企業の中から、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、企業戦略に盛り込んでいる企業を、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する制度。長期的な視点で企業価値の向上を重視する投資家に対して、銘柄の選定を通じて「魅力ある企業」として紹介することで、企業による健康経営の取り組みを促すのが目的だ。
選定されるのは、経済産業省が実施する「健康経営度調査」に回答した企業のうち、上位500位以内の上場企業で、このほかに選定基準として、以下のような条件を満たすことなどが求められる。
- 重大な法令違反がないこと
- ROE(自己資本利益率)の直近3年間平均が0%以上(または直近3年連続で下降していないこと)
オリジナル体操による運動の習慣化や役員も参加する禁煙活動など、多彩な取り組みを評価
今回選出された主な企業と、その取り組み内容は以下の通り。
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