仕事満足度を左右するのは「職場の人間関係」 働く人のソーシャルワークライフバランスを調査
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年09月30日

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パソナグループ(東京都千代田区)は、全国の就業者1070人を対象に実施した「働く人のソーシャルワークライフバランス調査」の結果を公表した。
調査によると、仕事の満足度・充実度を高めるために大切なものとして「職場の人間関係が良い」を挙げた人が約6割に上り、給与や処遇を上回った。また、感謝の気持ちを日常的に伝える人や、職場の人と仕事以外の時間を共有する機会が多い人ほど、仕事の満足度が高いことが明らかになった。
仕事の満足度・充実度など「ソーシャルワークライフバランス」を調査
調査によると、現在の仕事における満足度・充実度について「かなり高い」「高い」と回答した人は合計26.5%だった。「普通」と回答した人は54.2%、「低い」「かなり低い」と回答した人の合計は19.2%だった。性別や地域別による顕著な差は見られなかった。
また、仕事の満足度や充実度を高めるために「大切なもの」を質問したところ、「職場の人間関係が良い」が59.1%で最も高かった。
次いで「給与や処遇が適切である」「やりがいや意義を感じる」「ワークライフバランスが取れる」「ストレスレベルが適切である」が上位に入った。男女別では、男性は「ストレスレベルが適切である」、女性は「職場環境(オフィスや設備など)が良い」を重視する傾向が見られた。地域別では、「ワークライフバランスが取れる」を挙げた割合が都市部の方が11.3ポイント高く、地域間で大きな差が付いた。
給与や職場での人間関係などで、理想と現実にギャップ
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