総務の引き出し
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総務の引き出し(AI)
AIを導入しただけでは業務は改善しない 人とAIが協働するために総務が整えるべき仕組みとは
株式会社日本AIコンサルティング 香月 章宏
最終更新日:
2026年09月25日
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本連載では5回にわたり、AIと人が協力して働くための仕組みづくりを考えてきました。今回は、第1回から第5回までの内容を振り返りつつ、AI時代に「誰が何を決め、どう責任を持つのか」という、これからの組織の在り方をまとめます。
振り返り(1)目的・ドキュメント・ルートの設計
本連載では、AI活用を「人とAIが協働し続けられる業務基盤をどう設計するか」という「チームデザイン」の問題として扱ってきました。
第1回(4月公開)には、新人受け入れを題材に、現場で起きている問題を「摩擦」と「偏在」として整理し、その解消手順として、目的設計、ドキュメント設計、ドキュメントルート設計、偏在解消、統制という骨格を示しました。
第2回(5月公開)では、その目的に沿って必要な成果物を洗い出し、正本、保管場所、管理責任者を定める「ドキュメント設計」を扱いました。会社の知識と判断の前提を明確にし、人とAIが共通して参照できる状態にする設計です。
第3回(6月公開)では、文書がどの順に連なり、どこで確認され、どこに記録され、誰が処理し、誰が判断するかを定める「ドキュメントルート設計」を扱いました。確認、差し戻し、証跡保管、例外管理をルートに組み込み、運用と統制を接続しました。
この3つの設計により、目的から成果物、成果物から運用ルートまでがつながり、確認・差し戻し・証跡保管・例外管理を含む統制の基盤が形成されました。
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