機能的役割と企業のアイデンティティ体現を兼ねる空間づくり クラシコムの新オフィス活用事例
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年04月18日

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「北欧、暮らしの道具店」のメディア運営などを行うクラシコム(東京都国立市)は4月17日、スタッフを対象とした「新オフィスに関するアンケート」を実施し、その結果を公開した。同社が2024年3月に本社オフィス移転から1年が経過したことを契機とした調査で、併せて、オフィスの広報活用事例についても紹介している。
実務とチームビルディングを両立させる、人気のオフィスエリアをランク付け
同社は、2022年よりリモート環境を整えながらオフィスも活用するハイブリッド勤務を推進してきた。その中で「これからのオフィスはどうあるべきか」という問いに向き合い、「実務とチームビルディングという機能的役割を持つ空間」と「企業のアイデンティティとして世界観を実感できる空間」という役割を持つオフィスづくりを進めてきたという。
今回のアンケートでは、主に機能面にフォーカスし、「実務に集中できるか」「チームビルディングができるか」という2点をはかったという。個人での作業やコミュニケーションについて満足度を尋ねたところ、以下のような順位でスタッフに人気のオフィスエリアが並んだ。
1位 会議室
スタッフ同士の打ち合わせや、商談などに使用されるスペース。用途や人数に応じて選べる4つの会議室があり、さまざまなチームが日々活用しているという。
スタッフからは「ガラス張りにしたことで中にいるときは閉塞感が少なく、外を通るときもほかのチームが会議しているようすがちらっと見えて、『みんな頑張ってるな〜』とうれしくなります」という声が挙がっている。

2位:執務エリア
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