不祥事発覚時における広報対応

不祥事発覚時における広報対応 (1)事件発覚、迫真の記者会見はこうして成功した!

山見インテグレーター株式会社  代表取締役社長 山見 博康
最終更新日:
2015年10月22日

うちもそうだった!どうしたらいいでしょうか?

2013年10月下旬のある日、「山見さん、今日午後何時でも来て欲しいのですが......」と電話があった。電話の主は、某大スーパーの広報部長。拙著『企業不祥事・危機対応広報完全マニュアル』(自由国民社刊)を読んだという。 「どうしたんですか?」とすぐ問う。

「数日前大手スーパーの"異物混入事件"が大きく報道された後、他のスーパーでも発覚、当社はメディアからの問い合わせには当初全面否定していましたが、とんでもない異物混入が発覚したので、この対応法を指導願いたい」と切羽詰まった口調であった。

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著者プロフィール

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山見インテグレーター株式会社  代表取締役社長
山見 博康

略歴
1945年 福岡県飯塚市生まれ
1963年 福岡県立嘉穂高等学校卒業
1968年 九州大学経済学部卒業(株)神戸製鋼所入社
1977年 人事部、鉄鋼事業部(国内販売・鉄鋼輸出)を経て中東カタール政府との合併事業「カタール製鉄プロジェクト」に出向(ドーハ駐在)
1979年 秘書室広報係長(東京)
1981年 秘書室広報課長(神戸)
1984年 エンジニアリング事業部 技術協力室課長兼営業企画部(東京)課長
1985年 日豪政府協力事業「褐炭液化プロジェクト」に出向、メルボルン事務所副所長(日豪マスコミ関係も担当)
1989年 秘書室広報次長(神戸)
1991年 広報部長(東京)
1994年 ドイツ・デュッセルドルフ事務所長(日欧マスコミ関係も担当)
1997年 スーパーカー商業化ベンチャー企業および経営コンサルティング会社に出向

多くの中小ベンチャー企業に広報・PRやマーケティング支援を行い、中小企業経営を学んだ後、2002年4月に独立、現在に至る

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