不祥事発覚時における広報対応
不祥事発覚時における広報対応 (4)危機発生の「七つの直」を実践しよう part.2
山見インテグレーター株式会社 代表取締役社長 山見 博康
最終更新日:
2015年12月24日
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前回、危機発生の「七つの直」の1.直報、2.直行までを具体的に解説した。今回のコラムでは、それに続く3.直視、4.直言を詳しくみていきたい。
3.事態を「直視」
関係者は「情報マスター」を作る為、事態をつぶさに直視し、あらゆる関連情報を率直に「危機対策本部」に集中させる。感性を豊かにし、刻々変化する事態の中から重要情報を見逃さない。 危機の当事者やそこに関わる人・関わりそうな人達は往々にして"保身"意識が過剰に働き、事実から目を遠ざけようという気持ちに陥りがちになる。
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