総務のマニュアルDX人材育成術~DXを成功に導く7つのキャスト~

曖昧な人材像 DX人材ってどんな人?

株式会社日本能率協会コンサルティング デジタルイノベーション事業本部 DXコンサルティング推進室 室長 シニア・コンサルタント 神山 洋輔
最終更新日:
2022年12月07日
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「2025年の崖」まであと3年。DXの推進が叫ばれる昨今、DX人材不足に悩んでいる企業は少なくありません。新しい職業に就くため、もしくは今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する・させる「リスキリング」という言葉も広まっている中、企業はどのようにDX人材を確保・育成していけばいいのでしょうか。本企画ではDX人材の定義から、社内の人材のリスキリングを想定した場合の適性人材の見分け方、スキル習得のポイントについて解説します。まずはDX人材像をつかんでいきましょう。

半数を超える企業が人材不足に課題感を持つ

2021年に総務省が発表した「デジタル・トランスフォーメーションによる経済へのインパクトに関する調査研究」によると、日本企業の53.1%がDXを推進する際の課題として「人材不足」を挙げています。これは、アメリカやドイツと比較しても突出して高い数値であることがわかります(図表1)。

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著者プロフィール

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株式会社日本能率協会コンサルティング デジタルイノベーション事業本部 DXコンサルティング推進室 室長 シニア・コンサルタント
神山 洋輔

株式会社日本能率協会コンサルティングに入社して以来、一貫して生産領域のコンサルティングに従事。生産戦略立案から現場改善・成果創出まで幅広い支援を行っている。新工場建設や生産システムデザインに多くの実績があり、デジタルを活用したモノづくり革新やスマートファクトリー構築支援を推進している。

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