産業医や衛生管理者、職務範囲や選任義務のルールは現状のままでいいのか 厚労省で議論スタート

月刊総務 編集部
最終更新日:
2022年10月19日
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厚生労働省は10月17日、新たに開始した「産業保健のあり方に関する検討会」第1回にて、事業所での選任義務に関する仕組みや、産業医・衛生管理者の職務内容などについて議論した。

女性の健康問題や感染症対策など、業務に直結しない健康問題 今後の位置づけはどうなるか

まず、同委員会が挙げた、現状の産業保健分野に関する論点は下記の通り。

  1. 多様化するニーズに対応した産業保健の位置づけ
  2. 取組を推進すべき産業保健活動
  3. 産業保健の実施体制・担い手
  4. 産業保健を担う者の資質向上
  5. 中小企業における産業保健活動
  6. 生産性向上効果
  7. IT技術の活用促進

このうち、上記2「取組を推進すべき産業保健活動」では、今後行政側が重点的に取り組む課題として以下が挙げられている。

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