配偶者の出産休暇取得を義務化、男性社員の育児休暇取得を主要KPIに コカ・コーラボトラーズ

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年11月20日
ogp20241120ka_2

コカ・コーラ ボトラーズジャパン(東京都港区)は11月19日、特に男性社員の育児と仕事の両立を支援する一環として、3日間の配偶者出産休暇(有給)取得を義務化したことを発表した。

グループ社員のワークライフバランスを充実させるため、9月から実施。同社は男性の育児休暇等取得率について、2025年までに100%とすることを主要KPIの1つとして掲げており、今回の義務化もその一環、としている。

社員の意識改革、職場の風土改革のツールとして導入した「パパエプロン」

男性社員の育児参加と育児休暇を取得しやすい風土づくりのため、同社ではさまざまな取り組みを行っている。

「パパエプロン」は、配偶者に子供が誕生した男性社員を対象に、上司から育児参加へのメッセージとともに、オリジナルデザインのエプロンを手渡すもの。男性の育休の認知度を高めるために導入した。

本人の育児参加意識の向上だけでなく、チームミーティングの場で渡すことで、職場全体に育児参加や育児休暇取得への心遣いや共感、理解を深めてもらうことも目的としている。制度の策定だけでなく、実際に休暇を取得してもらうための仕組みづくりにも注力しており、2019年の開始以降700枚以上配布している。

周囲に育休取得への協力を仰ぐ役割もはたすパパエプロン
周囲に育休取得への協力を仰ぐ役割もはたすパパエプロン

「いい育児の日」にさきがけて育休テーマに社長と直接話し合うイベント実施

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • ・組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • ・総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • ・すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

g-soumu-editors-portrait-webp


月刊総務 編集部

パンデミック、働き方の変化、情報技術への対応など、今、総務部門には戦略的な視点が求められています。「月刊総務オンライン」は、そんな総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つ情報の提供を中心にさまざまなサービスを展開するプラットフォームです。


関連記事

  • 「交通事故ゼロ」を目指して 社員の安全運転意識の向上や事故リスクの低減に取り組む企業を表彰 PR
  • エンゲージメントを高めるオフィスの条件とは? 事例から学ぶトレンドを押さえた空間づくり PR
  • 【AI×交通安全運動】111社が共同で事故リスク削減に取り組んだ2か月間……その結果は? PR

特別企画、サービス