株主総会運営:警備担当

最終更新日:2010年03月03日

株主総会の警備担当者が行う業務と流れは下記の通り。

(1) 警備担当の概要

・ 株主の動向に注意し議場内の警備及び会場整理

(2) 用意するもの

・ 使い捨てカメラ

・ 株主配置チェックシート

・ 腕章

・ メモ帳、ボールペン

・ 招集通知

(3) 当日の役割

●開会前

 ・社員株主の誘導

 ・一般株主の誘導

●開会後

 ・議場内の警備

 ・議長の指示により行動

●閉会後

 ・株主の送り出し

 ・議場の片付け

 ・議場内忘れ物確認

(4) 当日の注意事項

●挨拶

・朝「おはようございます」 

 ・終了時「ありがとうございました」

●問い合わせ対応

・株主から、総務部長を呼んでほしいなどの要望があった場合は、予め指定された会議室へ案内し、総務担当者に対応をお願いする。必ず株主の名前を確認する。

●通常時

・所定の位置で株主の動向に注意。

・株主が多数来場した場合、空席をつめるように株主を誘導。

●異常事態発生時

・議長の再三におよぶ指示に従わず、やむを得ず議長が当該株主に退場を命じた時、株主が退場しなかった場合に退場させる。

●注意点

・全て議長の指示で行動する。

・株主が議長席に詰め寄ったときは阻止する。

・暴力行為は、議長の指示を待たずに阻止する。但し、可能な限り株主の身体に触れないこと。

(執筆:『月刊総務』)

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