産前産後の「本音」を短歌に乗せて同僚に伝える 社内コミュニケーションを促進するカードゲーム
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年03月06日

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大広(東京都港区)は3月5日、職場における産休育休にまつわる価値観の相互理解を促進し、見えない課題を短歌を通じて言語化するカードゲーム「tanQA(タンカ)」を開発し、提供を開始した。
ゲームは、同社の専門機関で女性のヘルスケア・ウェルネス領域をマーケティングの力でサポートする「大広フェムテック・フェムケアラボ」と産後リカバリープロジェクトが共同開発したもので、産前産後のリアルな状況が体験できるという。
自分の感情を表現しやすい短歌形式を活用、下の句は120種類
近年、企業においては育休制度の普及をはじめ産前産後のサポート体制の充実化が進んでいるが、職場におけるコミュニケーション不足を理由に、制度を利用しづらいと感じる人も少なくない。
今回開発した「tanQA」は、産前産後のシチュエーションを題材にした5・7・5の「上の句カード」に対し、配られた手持ちの7音の「下の句カード」を2枚選び、自分の気持ちや職場の空気を短歌形式で表現するというカードゲーム。
下の句カード作成にあたっては、事前にアンケートを実施。実際の体験に基づく多様な120種類がそろう。限られた手札から強制発想する状況下で、思わずクスッと笑えるエピソードや深く共感できる体験談を披露することで、プレーヤーの多様な感情表現を引き出すのが狙いだ。

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