進まない。盛り上がらない……ダメ会議に効く処方箋
【演習アリ】言葉はあまり関係ない? 会議の雰囲気を決める4つの「非言語」コミュニケーション
株式会社ヴィタミンM 代表取締役 鈴木 真理子
最終更新日:
2025年09月24日

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職場の会議に参加するとき、あなたはドキドキしますか? それともワクワクしますか? ワクワクするならよいのですが、会議に苦手意識を持つ人は決して少なくありません。そこで今回は、ワクワクする会議にするための「非言語」コミュニケーションの重要性と具体策についてお伝えします。
会議の雰囲気を左右するものとは?
みなさんの職場の会議について質問します。会議の雰囲気はいかがですか? もちろん議題やメンバーにもよりますが、楽しそうに会議をすることもあれば、眉間にしわを寄せて会議をすることもあると思います。
実は会議の雰囲気は、思いのほか重要です。参加する人のモチベーションや活発な議論が行われるかどうかを左右するからです。
では、想像してみてください。あなたが会議で緊張しながら意見をいったとします。そのとき、ほかのメンバーが無視して話を聞いてくれない、話を遮る、「くだらない」と失笑する。もしそのような態度をされたらどう感じますか? 意見をいったところで相手にしてもらえない、自分の存在を否定されたと、がっかりするのではないでしょうか。
対して、あなたが意見をいったとき、ほかのメンバーが「うんうん」とうなずきながら話を聞いてくれる、話し終わったあとに「なるほど、そういう意見もあるのですね」とか「賛成です!」と反応してくれる。そのような態度を示してくれたら、自分は必要とされているんだと実感でき、次の会議が楽しみになると思います。
会議は一人ひとりが主役ですし、必要とされているからこそ参加するのです。会議では、誰がどんな意見をいうのか、つまり「言語」に終始しがちですが、「非言語」が会議の雰囲気を決めるといっても過言ではありません。
聞き手が受け取る情報の8割は「非言語」
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