新オフィスのテーマはBCP強化と「コ・クリエイション」 SOMPOひまわり生命保険が本社移転
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年07月23日
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SOMPOひまわり生命保険(東京都新宿区)は8月1日付で、本社機能を損保ジャパン霞が関ビル(東京都千代田区)に移転する。
働き方改革の最新トレンドを反映した新オフィス、免震構造でBCP強化も
同社は、近年の働き方改革に伴い、出社とリモートでの働き方を組み合わせたハイブリッドワークが浸透してきたことを受けて、オフィススペースの最適化を検討し、オフィス要件を再定義した。オフィスに出社する意義を「リアルなコミュニケーションを増やし、新たな価値を創出すること」とし、対面でのコミュニケーションを活発に行える「コ・クリエイション(共創)」をテーマに、オフィス機能の向上に取り組んでいる。
今回の移転にあたっても、コ・クリエイションが促進されるオフィススペースの構築を目指す。
また、新オフィス選定にあたっては、BCP(事業継続計画)も重視したという。損保ジャパン霞が関ビルは、地震に強い免振構造を採用。災害時の重要業務に位置付けられた部署が入居する全フロアには非常用電源が設置されており、最大7日間の発電供給が可能だ。
ソロワーク、コクリワーク、リフレッシュに適したスペースを確保
新オフィスは、コ・クリエイションが促進できるよう、趣向の異なるオープンミーティングスペースを執務エリアなど3フロアに設け、社員の交流を促すとともに、組織横断的なコミュニケーションが可能な動線設計に加え、チーム力を高める多様なスペースやリモート会議に適したWebブースの設置など、ABW(Activity Based Working)の考えに基づいた空間・機能を各フロアに配置する。
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