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古田土会計グループは「日本中の中小企業を元気にする」ことを使命にしているが、元気の原動力になるのは、社員一人ひとりの幸せだ。同グループでは人を大切にする経営を自ら実践しており、取り組みの一環として朝礼がある。経営理念を浸透させ、社員の「人間力」を高める朝礼とはどのような内容なのか。
設計に込められた願いやプロジェクトチームによる運営を取材した。その取り組みの詳細を、2回にわたって紹介する。
経営理念を実践する トレーニングの場
古田土会計グループにとって、朝礼は欠かすことのできない習慣だ。コロナ禍では朝礼をいったん休止する会社が多かったが、同グループは小さくチームごとにオンラインで継続させた。状況が落ち着くと複数チームでの合同にし、出社できるようになるとオフィスのフロア別で行い、ようやく2024年の11月、以前と同様の朝礼に戻すことができた。この過程で拠点が増えたこともあり、現在はオンラインとのハイブリッドの形が定着している。多くの会社がコロナ禍で深刻なコミュニケーション課題に直面したが、同グループは朝礼を途切れさせなかったことが奏功し、コミュニケーション不足に陥ることはなかったという。

(右から)
株式会社古田土経営
執行役員
CS事業部3部 部長
山崎 貴則さん
人事評価制度等新規事業開発にも従事
株式会社古田土経営
経理DX推進部
新規標準推進課 リーダー
松井 聡実さん
2024年より朝礼プロジェクトに参画
株式会社古田土経営
マーケティング部
CX課 リーダー
増田 研佑さん
2024年より朝礼プロジェクトに参画
松井聡実さんは今、朝礼を再開させたい、あるいは新たに導入したいと考える企業が増えたと感じている。それは同グループの朝礼を見学したいという、希望者の増加からもうかがえる。
「事前のアンケートには、『人が成長するためのヒントを得たい』『新たに導入するにあたり、ノウハウを知りたい』『元気な社員を育成したい』『日本一と称される朝礼が気になる』などが挙げられています。総じて、朝礼に対する最も大きな期待はコミュニケーションの活性化にあるようです」
月刊総務の調査でも、朝礼等(朝礼・中礼・終礼)を実施している企業が70.4%と予想以上に多く、そのほとんどが始業前に行う朝礼だ。
古田土会計グループは30年以上にわたり朝礼を実施し、これまでに延べ5000人以上が見学に訪れているが、コミュニケーションの活性化は数ある効果の一つに過ぎない。増田研佑さんに、同グループにおける朝礼の定義を尋ねた。
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