心身のストレスを会社が「買い取り」 新制度導入から半年で8割超の社員のロイヤリティ向上
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年06月13日

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シーズアンドグロース(東京都中央区)は6月12日、新しい福利厚生制度を半年前から導入した結果、8割以上の社員において、会社に対するロイヤリティが向上したことを明らかにした。
リフレッシュや家事代行サービスにかかる費用を会社が一部負担
社員の心身の健康を守り、より良いパフォーマンスを発揮できる環境を整えることを目的に、福利厚生制度「シン・リフレッシュ宣言」を2024年12月より導入。同制度ではストレス解消や家事代行といった条件に該当する、社員個人のサービス利用料を、会社が一部負担する。
運用から半年経過し、制度を利用した社員にアンケートを実施したところ、84%が会社に対するロイヤリティが向上したと回答した(とても向上した、向上したの合計)。社員からは「会社にしっかりと貢献していこう、長く就業し続けていけるように頑張ろうと思った」「会社への愛着につながり、会社が存続・成長するように、数字が取れるようになろうと思えた」といった声が寄せられている。

また、9割以上が「生産性の向上につながっている」と回答(92%、とても感じる、少し感じるの合計)。社員からも「決まった時間内で成果を出そうという意識に変わった」「時間意識を持って仕事に取り組めるようになった」と好意的な意見が挙がっている。また、制度導入により仕事に対するモチベーションが向上した社員も84%に上る。
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