パナソニックコネクトがテレワーク縮小、週3日出社を原則化 意思決定のスピードアップ目指す
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年06月26日
パナソニック コネクト(東京都中央区)は6月23日、週3日以上の出社を原則とすることを発表した。グループの国内従業員1万3400人を対象に7月より実施する。
ビジネスが好転「人がダイレクトにコミュニケーションできることに代わるものはない」
新型コロナウイルス感染症の流行前から、ITをフル活用した勤務形態を推進していたことにより、コロナ禍になっても生産性を落とすことなくビジネスを継続できたという同社。現在は、コロナ禍の影響を受けたビジネスが好転し、勢いを増している状況だという。この機を逃さず、さらに加速したいと考えから、5月に新型コロナが5類に移行したこともあり、原則週3日以上の出社に踏み切った。
「人がダイレクトにコミュニケーションできることに代わるものはない」と同社CEO。働く現場のリアルなコミュニケーションを意識的に増やすことにより、意思決定のスピードアップやイノベーション創出、顧客とのエンゲージメント強化やクリエイティブな発想促進をはかる。
週3日以上の出社は、あくまでも原則であり、従業員個々の事情がある場合は、既存の勤務施策を適用して、適切な働き方を選択することは可能としている。
従業員個々の自律的な働き方の最適解を選択可能に
同社は自律的な働き方を実現するために、フリーアドレス制や服装のカジュアル化などを他社に先駆けて導入。週3日、週4日勤務や時短勤務を認める「ワーク&ライフサポート勤務」や「キャリア開発サポート勤務」を始め、従業員一人ひとりが最大限に能力を発揮して活躍できるよう、以下のような取り組みを実施している。
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