DE&Iを重点分野に人的資本を強化 経営陣のコミットで人事戦略の加速を狙うコカ・コーラ
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年02月16日
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コカ・コーラボトラーズジャパン(東京都港区)は2月14日、中期経営計画「Vision 2028」の主要な取り組みの一つである「人的資本の強化」の一環として、人事戦略を刷新したと発表した。
直面する課題を特定、重点エリアのDE&IについてKPIを設定
中期経営計画の目標達成に必須となる人的資本の姿を、人材、カルチャー、組織の在り方から定義し、これについて同社が直面する課題を特定、人事戦略で取り組むべき重点エリアを導き出した。まずは、幅広く重点エリアにかかわるDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)に焦点を当て、人事戦略全体を加速させる取り組みを行う。
新たな人事戦略で定義された人的資本の「目指す姿」は、以下の通り。
- 人材
- 自身の能力開発とキャリアへの強い自律性
- 多様な人々との協働
- 会社の成功と自身の成長への充実感や幸福感
- カルチャー
- 新たな挑戦と成長を楽しむ風土
- 個人・組織パフォーマンスを重視するカルチャー
- インクルーシブな環境で、多様性を成功につなげる
- 組織
- ビジネスプロセスの最適化とデジタル化を通じたより強い組織
これらの実現に向け、同社が設定する主要KPIは以下の通り。
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