オフィス用品を防災にも役立てて プラスが収納庫付き椅子など13製品でフェーズフリー認証を取得
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年10月15日
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プラス(東京都港区)は10月11日、文具やオフィス家具、ミーティングツールの13製品が、いつものオフィス用品がいざというときにも活躍する「フェーズフリー認証」を取得したことを発表した。
日常に利用できるオフィス用品で非常時に備える「備えない防災」
「日常時」「非常時」という2つのフェーズを区別しないフェーズフリーは、「備えない防災」とも呼ばれる。一般的に防災用品は、非常時に取り出して使うものが多いが、フェーズフリーは、日常時に利用している商品やサービスを、非常時にも役立てるという考え方だ。
一般社団法人フェーズフリー協会から認証を受けた商品やサービスは、「PF認証マーク」の使用が認められる。今回同社で認証を受けたのはオフィス家具のほか、文具やミーティングツールの既発売を中心とした13製品。「非常時にも確かな機能を発揮し、安全を確保してくれるもの」としている。
いざというときに役立つ椅子や、デザインの機能面でも評価されたデスクなど
認証取得にあたり、同社は日常の価値を非常時に転用して備えにつなげることで、状況を問わず活用できる価値のある製品・サービスの開発に取り組んだ。今回認証を取得した主な商品の特徴と、協会からの評価ポイント概要は以下の通り。
カモフラージュホルダー
タイトルは確認できて中身は読めない、透明クリアホルダー。書類を入れるだけで文字を読みにくくする幾何学模様が施されており、プライバシー情報を保護する。「大きな文字は読めて、重要で小さな文章を隠すことができること」が、デザインの機能面で評価を高めた。
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