コロナ下の障がい者雇用

変化はチャンス。より組織に貢献する障がい者雇用を(2)

障害者雇用ドットコム 代表 障害者雇用コンサルタント 東京情報大学非常勤講師 松井 優子
最終更新日:
2021年08月25日
202109_016_ogp

変化はチャンス。より組織に貢献する障がい者雇用を(1)はこちら

Withコロナで企業が取るべき対応とは

持続的な雇用を維持する

まず、企業が持続的に会社を運営して、働き続けられるように考えていく必要があります。BCP(事業継続計画: Business Continuity Planning)を準備しておくことで、緊急時にも事業の継続・早期復旧をはかることができるでしょう。緊急事態は突然発生するものですが、そのときに有効な手を打てなければ、事業を縮小したり、従業員を解雇しなければならない状況が出てきてしまいます。平常時にBCPを準備しておき、緊急時に事業の継続・早期復旧をはかることはとても重要です。

特に障がい者雇用の場合、そこで働いている障がい者にとって得られる収入が生活に直結しているケースが多く、仕事がないことは、すぐに彼らの生活に影響を及ぼします。何らかの緊急事態が生じた場合でも、できる限り仕事が継続できる体制作りを行う必要があります。

続きは「月刊総務プレミアム」をご契約の会員様のみお読みいただけます。

  • ・付加価値の高い有料記事が読み放題
  • ・当メディア主催の総務実務の勉強会や交流会などのイベントにご優待
  • ・「月刊総務デジタルマガジン」で本誌「月刊総務」も読み放題
  • ・本誌「月刊総務」も毎月1冊、ご登録いただいたご住所にお届け
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツも割引価格でご利用可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

202109_014_02

障害者雇用ドットコム 代表 障害者雇用コンサルタント 東京情報大学非常勤講師
松井 優子

教育機関で知的障がい、発達障がいの教育・就労支援に携わった経験から、障がい者雇用には一緒に働く職場の理解が必要だと感じ、特例子会社の立ち上げをはじめ200社以上の企業のコンサルティングや研修にかかわる。現在、障害者雇用ドットコムを運営。企業視点での組織作り、職域開拓などを得意とする。著書に『障害者雇用を成功させるための5つのステップ』『特例子会社の設立を考えたら必ず読む本』等。

関連記事

  • 「働きがいのある会社」トップ企業のハイブリッドワークの形 戦略総務を実現できるデバイスとは? PR
  • コスト削減だけじゃない! 働き方が変わり、コミュニケーションも生まれる「照明」のすごい効果 PR
  • 災害への備えは平時から。企業の防災担当者を強力にサポートする東京都のサービスとは PR

特別企画、サービス