社員の幸せを追求する ウェルビーイングな組織づくり

3代目社長の挑戦が結実 「働きがいのある企業」に――株式会社バーテック

月刊総務 編集部
最終更新日:
2022年06月16日
soumu20220616100

末松仁彦さんが株式会社バーテックの3代目社長に就任したのは、リーマンショックで業績が悪化した2008年のこと。そこから14年、同社がGPTWジャパン(Great Place to Work® Institute Japan)の「働きがいのある会社」<小規模部門>で第4位に選出されるまでの軌跡をうかがった。

取材・文◎武田 洋子

理念経営にかじを切るも一方的な想いに気付く

代表取締役社長 末松 仁彦さん
代表取締役社長
末松 仁彦さん

工業用ブラシの設計開発・製造・販売を事業とする株式会社バーテックは、社員数33人。2008年、父親の後を継いで3代目の社長となった末松仁彦さんは、リーマンショックのあおりを受けて悪化していた同社の業績を、利益管理を徹底することでV字回復させる。その後も業績は順調に向上したが、退職者が続出してしまったという。

「業務負荷の向上に対し、採用や人材育成が追い付かなかったのと、行き過ぎた数値管理があったのではないかと反省しています。私は当時、稲盛和夫さんの盛和塾で経営を学んでいたのですが、このままではいけない、と強く思いました」

理念重視の経営へシフトしていかなければ会社は存続できない、と思い定めた末松さんは、経営理念を「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類・社会の、心と技術における進化発展に貢献する」と定め、2015年に50項目から成る「バーテックフィロソフィ」を確立。同社は新たな方向へとかじを切った。

フィロソフィの各項目を社員一人ひとりが業務に落とし込めるよう、週に1度フィロソフィについてグループでディスカッションし、毎日の昼礼でペアを組んで実践報告をし合う。採用プロセスにも活用し、フィロソフィに共感できる人材を採用する。こうした施策を経て、上司が部下に業務をアサインする際にもフィロソフィにひも付けて目的を説明するなど、社内の共通言語として浸透したという。

続きは「月刊総務プレミアム」をご契約の会員様のみお読みいただけます。

  • ・付加価値の高い有料記事が読み放題
  • ・当メディア主催の総務実務の勉強会や交流会などのイベントにご優待
  • ・「月刊総務デジタルマガジン」で本誌「月刊総務」も読み放題
  • ・本誌「月刊総務」も毎月1冊、ご登録いただいたご住所にお届け
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツも割引価格でご利用可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

g-soumu-editors-portrait-webp


月刊総務 編集部

パンデミック、働き方の変化、情報技術への対応など、今、総務部門には戦略的な視点が求められています。「月刊総務オンライン」は、そんな総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つ情報の提供を中心にさまざまなサービスを展開するプラットフォームです。


関連記事

  • 災害への備えは平時から。企業の防災担当者を強力にサポートする東京都のサービスとは PR
  • 事例:社用車管理のペーパーレス、コスト削減、ドライバーの働き方改革を実現するBqeyとは PR
  • 何気なく選んでいる複合機、それでいいの? ビジネスプリンターの新潮流「インクジェット」の魅力 PR

特別企画、サービス