「情報が届かない問題」の正体とは? 伝えたつもりをなくす、情報共有の設計術
チャット・メール・共有ドライブ、使い分けできていますか? 情報が迷子にならないツール設計術
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年05月25日
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チャットやメール、共有ドライブ、Web会議……。業務上で使用するツールが増えるほど、「どこに何を書けばいいかわからない」という現場の混乱も深まります。放置すれば情報はカオス化し、やがて組織の摩擦を生みます。第2回では、ツールの役割を整理し、現場に定着する「使われるルール」の設計ノウハウをお届けします。
ツール活用を阻む「3つの壁」。なぜ混乱は加速するのか
運用ルール不在が招く「情報の構造的分裂」
ツールを導入しても、運用ルールが曖昧なまま放置されている職場は少なくありません。組織開発を支援するSMBC Wevox(ウィボックス)株式会社(株式会社アトラエと株式会社三井住友フィナンシャルグループの合弁会社)の取締役副社長である川本周さんはその弊害をこう語ります。
「どこに何を書けばいいかわからないまま運用が続くと、情報が構造的に分裂してしまいます。新しいメンバーが入ってきたときに何もわからず途方に暮れる、最悪の場合はそれが退職やメンタルダウンの一因になることもある」
ツール活用を阻む課題は、大きく3つの「壁」に整理できます(図表1)。
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