総務のマニュアル
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施行前に知っておきたい、フリーランス保護新法対応のポイント
フリーランスの育児・介護等も企業の配慮義務に 新法で定められた就業環境に関するルールとは
プロアクト法律事務所 弁護士 徳山 佳祐
最終更新日:
2024年07月25日

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2024年11月1日に施行される「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス・事業者間取引適正化等法/フリーランス新法/以下、本法)について3回に分けて紹介する本連載。前回は下請法との違いや「取引適正化アセスメント」の始め方について紹介しました。最終回となる今回は、フリーランスの働く環境の整備に関するルールについて詳しく解説していきます。
フリーランス新法で求められるフリーランスの就業環境への配慮
本法は、組織である発注事業者との交渉力格差等に起因するさまざまなトラブルに対応することを目的として制定されたもので、第1回、第2回でもお伝えした通り、そのターゲットには業務の募集やハラスメントなど、フリーランスが働く環境に関する課題も含まれます(図表1)。
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