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成長支援部作りコンサルタントの岩井徹朗です。
私の趣味は鉄道旅行。鉄道ファンにもいろいろありますが、私の場合はいわゆる乗り鉄です。列車に乗って外の景色を見るのが最高の楽しみです。 やはり、海沿いを走る路線がお気に入りですが、山中を走る山岳路線の魅力もなかなかです。
山岳路線の場合、特徴的なことが川に沿って線路が作られていることが多いということ。 岐阜と富山を結ぶ高山本線もそんな路線の一つです。 沿線には観光地として有名な下呂温泉や飛騨高山があり、車窓からは飛騨川や神通川の渓谷美を堪能することができます。地図を見るとよく分かるのですが、高山本線は太平洋側と日本側を横断しています。
日本を縦断する路線に乗る時、私はどこで川の流れが変わるのかをついつい注目してしまいます。つまり、「分水嶺はどこか」です。
高山本線で岐阜から富山に向かう時、川の流れは最初進行方向に向かって逆行しています。 下呂温泉を過ぎ、飛騨高山への玄関口である高山駅の手前ぐらいになると、川の流れが変わります。そして、富山県に入ると、列車の進行方向と川の流れが同じで、日本海に向かっているのを実感できます。 また、山岳路線で高山本線のように電化されていない路線の場合、列車の音に注目していると分水嶺が分かることがあります。
つまり、ディーゼルエンジンの音をよく聞いていると、分水嶺まではエンジン全開で上るので音がでかいけれど、分水嶺をすぎると下りになるので音が小さくなるのです。 高山本線に乗車される機会がありましたらぜひ川の流れや列車の音に注目してみて下さい。
ところで、会社のキャッシュフローにおいても、分水嶺があります。
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