いい加減な経営管理のススメ

いい加減な経営管理のススメ【第8回】事業計画の数字に魂を込める

ヒーズ株式会社 代表取締役 岩井 徹朗
最終更新日:
2015年01月07日

成長支援部作りコンサルタントの岩井徹朗です。

先日あるベテラン経営者の方が、「最近の人は頭がいいので数字を作るのは上手いが、数字に魂が入っていない」というお話をされていました。

その経営者が最初に銀行に借入の申込に行った際、6回断られ、7回目でようやく支店長に会えたそうです。事業計画を見せた際、銀行の支店長から言われたのは、「この数字はどうやって出したのですか?」、そして「1日の行動計画に落とし込んでいますか?」ということでした。

当時まだ若かった経営者の事業計画はベテランの支店長から見ると、まだまだ甘いものだったようで、「たいへん勉強になった」と述懐されていました。

さて、事業計画も単に机上の空論で作ったものなのか、しっかりと精査して作ったものなのかは、見る人が見れば分かります。

そうは言っても、「では実際はどうやったらいいの?」というご質問をよくいただきます。そこで、最初の段階で簡単に使える売上予測の方法をご紹介します。

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著者プロフィール

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ヒーズ株式会社 代表取締役
岩井 徹朗

経歴
大手都市銀行で14年間、営業、融資から、役員秘書、取締役会事務局、海外駐在事務所の設立など7つの部署を幅広く経験し、創業時のインターネット専業銀行に転職。銀行免許の取得と開業を成功に導いた後、ベンチャー企業での立上げを経て2006年に独立。現在は、従来の知識とノウハウを活かし、財務戦略・資金戦略、社内体制の構築、社内活性化戦略、会社の情報発信戦略という4つの視点から、従来の総務のあり方をゼロベースで見直すことに注力。

会社のヒト、モノ、カネ、情報、そして時間を有効活用してく「成長支援部作り」によって、中小企業が、10年、20年と長期に渡って持続的に成長し続ける仕組み作りのサポートに特化したコンサルティングを行っています。

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