社内報をより良いものにしていく方策として、社内での編集委員制度やモニター制度がある。編集委員制度とは、社内報作成に関する社内アドバイザー制度である。社内のベテランや、社内報作成部署以外の主だった部署(特に、人事や総務には様々な情報が集積されている)に定期的に集まってもらい、そのメンバーに様々な意見を出してもらう。そこからリアルな情報を幅広く得る事ができる。モニター制度は、読者である社員に、社内報の企画や内容について定期的に意見をヒアリングする制度である。その意見を誌面に反映させていったり、反省材料としていくのである。
(執筆:株式会社ナナ・コーポレート・コミュニケーション 代表 福西 七重)