オフィスの引越:関係業者

最終更新日:2010年03月11日

オフィスの引越:目次

引越業務に関係する業者には、引越業者、廃棄業者、什器やOA機器などの解体業者とその設置業者がある。それぞれの作業につき、どのような組合せが最も効率が良いか、費用の面もさることながら、円滑な作業にも注目して業者選定していく必要がある。併せて、工程管理も慎重に行うこと。

●業者選定

電話業者(発注先及び配線工事業者)を選定する場合、いくつかのパターンがある。現在使用している電話システムをそのまま移転先でも使用する場合は、現状の電話業者に移転工事を依頼することが多い。また、交換機の拡張や子機の増加が必要な場合も、現在使用しているメーカーでの拡張や増設となり、現在の電話業者に依頼することが多い。移転先の規模が大きく、方式を変更させなければならない場合、或いは現在使用している交換機では賄えない場合は、新規で交換機から子機まで購入することとなる。この場合の電話業者の選定だが、営業関係でのバーターや、或いは営業戦略上、購入先に強い要望がある場合もあるので、全社を通じて確認をとっておく必要がある。選定ポイントは、ハードの選定、保守状態の比較、そしてシステム工事での比較がある。選定後は工事区分を明確にし、工事スケジュールをしっかりと立て、工程管理をしていく。

●廃棄業者

事前廃棄や、引越後に残った廃棄物、開梱後の段ボール箱を処理してもらう業者である。通常は引越業者が廃棄まで行なうことが多い。その場合であれば、引越業者に廃棄も依頼してしまうことで良い。昨今、不法投棄が問題となるので、廃棄する方法もしっかりと確認して、トラブルにならないようにしておくことが必要である。

●解体業者

ここでの解体は主に連結されている什器や可動式キャビネの解体を示す。什器解体であれば、引越業者でもできるが、物によっては什器メーカーでないと解体できないものもあるので確認が必要である。また、新規什器を引越と同時に設置するようであるなら、什器メーカーに解体と設置まで併せて依頼してもよい。ポイントは什器メーカーと引越業者のどちらにやらせた方が効率良く解体及び設置が可能かを確認して判断することである。OA機器、大型のコピー機を移動させるときも解体が必要となり、この場合は、OA機器のメーカーに解体を依頼すること。違う会社で解体して故障すると、あとでトラブルとなる。

●設置業者

ここで言う設置とは、搬入後に解体された什器やOA機器を使用できるような状態に接続することである。コピー機もある程度分解して運搬する場合があるので、その接続と検収が必要になる。基本的には、通常保守をしてもらっている業者を通じて、設置解体を依頼することとなる。金土日での移転であるならば、土日のどちらかで設置検収を完了して月曜日の朝からは通常通り稼動できるような状態にしてもらう。但し、自営工事との関連もあるのでその工程も確認してスケジュールを立てる。自営工事には電源と電話工事が含まれるので、コピーやFAX等で電源や電話回線を使用する機器の検収をする場合は、その工事との関連に注意が必要である。

(執筆:『月刊総務』)

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