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LINE Fukuoka株式会社は多様な経歴や国籍の社員が働く、ダイバーシティを体現する職場だ。「コミュニケーションを生むコミュニケーション」を目指した6つの施策を紹介する。
施策の大小よりスピード感 社員の声を次に反映させる
リモートワーク導入で視野の狭まりやエンゲージメント低下が懸念される中、1000人を超える社員の「CLOSING THE DISTANCE」(人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めるというLINEグループのミッション)を実現するために、これまでに6つの施策を実施しました。共通項は「働く仲間を感じ、人と人の距離を縮める場にすること」「社員の自発的な次のコミュニケーションを生み出すきっかけになること」です。
経営陣と社員の距離を縮めた最初の施策は、全社員が集う経営方針発表会でした。2021年度は初のオンライン開催に挑戦。事前に募集した質問に経営陣が答えたり、舞台裏を後日オウンドメディアで発信したりと、リアル開催と変わらない一体感を醸成できるよう工夫しました。また、経営陣とのコミュニケーションをより深めるべく、2つ目の施策としてCOOメッセージを全社に向けライブ配信しています。SlackやZoomを活用してその場で質問できる双方向コミュニケーションに注力しました。
部長以上のリーダーについては、3つ目の施策である全社配信のインタビューが、「リーダーたちの新しい一面を知れた」と好評です。今年2月から現在まで隔週で継続しており、経歴や実績に加え、仕事観やプライベートにも切り込んでいます。
社員同士のコミュニケーションを意識した施策の代表は期間限定メルマガで、これはリモートワークの開始時、オフィスでの雑談に代わるコミュニケーションとして毎週、配信しました。「最近どう?」など、社員の近況がわかるQ&A形式のコンテンツをメインに、社内から募った配信サポーターのリアルな声を反映しています。
5つ目はテーマを設けた雑談空間。昼休みのバーチャルカフェに社員が集まり、テーマに沿って気軽に雑談するものです。Zoomのブレイクアウトセッションを活用して、発言しやすい人数規模を調整したり、運営がファシリテーターを務めたりなど、盛り上がる工夫をしました。
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