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オリンパスメディカルサイエンス販売株式会社は、新たなコミュニケーションツール「Yammer」を導入。しかし当初の利用率は3%と低迷した。コミュニケーション活性化を目指し、利用促進キャンペーンを実施した成果は?
2つの障壁を突破したキャンペーンの成果
「Yammer(ヤマー)」は、マイクロソフトが提供する社内限定のソーシャルネットワークサービスです。特徴は、仕事からプライベートまで、さまざまなテーマでコミュニティを作り組織をまたいで交流できること。そしてFacebookやInstagramのような投稿・返信・共感の機能があり、気軽に利用できることが挙げられます。当社では現在、「電車好き集まれ!」「子育て奮闘中」「世界の名酒事典」など、多彩なコミュニティが立ち上がっています。

しかし2020年5月の導入から半年、この新ツールの利用率はたった3%と振るいませんでした。検証の結果、利用促進には2つの障壁があると気付いたのが、利用促進キャンペーン「Yammerを見て・触れて・体験しよう!」開催のきっかけです。2つの障壁とは、やり方がわからなかったり、SNSへの苦手意識からくる「開始の壁」、次に投稿へのハードルの高さや活用イメージがわかないといった「活用の壁」です。
実施したのは5日間で、対象者は全従業員935人です。キャンペーン専用コミュニティをYammer内に開設し、全13コンテンツをスケジュールを組んで配信。事前に全29拠点にキャンペーンポスターを掲示し、拠点メンバーにポスターを入れた写真を撮影して公開してもらうなど、周知しつつ盛り上げました。
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