総務の引き出し(税務)

【定額減税】6月以降の対応も要チェック! 年末調整はどうなる? 給与から引き切れない場合は?

田中税務会計事務所 所長 田中 利征
最終更新日:
2024年07月30日

6月から「定額減税」がスタートしました。今回は、会社員(給与所得者)の方の定額減税の概要を見ていきます。

定額減税とは何か? 減税を受けられない会社員はいるのか?

定額減税とは、本人および一定の条件を満たす配偶者および扶養親族1人当たり、所得税3万円、住民税1万円が減税される制度です。

多くの方は、6月の給与もしくは賞与に係る源泉所得税、7月から徴収される住民税から控除(減税)されることになります。所得税の定額減税については、6月の給与もしくは賞与から一定額を引き切れずに残額が出た場合は、翌月以降の給与や賞与から定額減税額に達するまで順次差し引いていくことになります(図表1)。

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

続きは「月刊総務プレミアム」をご契約の会員様のみお読みいただけます。

  • ・さらに有益な付加価値の高い有料記事が読み放題
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツも割引価格でご利用可能に
  • ・「月刊総務デジタルマガジン」で本誌「月刊総務」も読み放題
  • ・本誌「月刊総務」も毎月1冊、ご登録いただいたご住所にお届け

プロフィール

田中税務会計事務所 所長
田中 利征

税理士、経営コンサルタント、起業家サポートセンター代表、クリートジャパン株式会社取締役、戸田市経営アドバイザーも務める。「ピクシス(現・コラボ)わくわく・らんらん財務会計」の開発中心者。講演、著書多数。

特別企画、サービス