出張旅費管理の新潮流
出張旅費管理の新潮流 番外編:連続テロ勃発とオリンピック前後のトラベル危機安全管理
BTMA Japan(ビジネス・トラベル・マネジメント・アドバイザーズ・ジャパン) 代表 森 栄蔵
最終更新日:
2016年07月19日
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トラベル危機安全管理に関わる重大な事件が頻発
7月に入ってから立て続けにトラベル危機安全に関わるニュースが飛び込んできた。
先ずは日本時間7月2日(現地時間7月1日夜)にバングラデシュの首都ダッカでテロが発生、日本人を含む30数名が無差別テロの被害に遭い、日本人7人が死亡。
日本の海外途上国支援プログラムでJICAの契約コンサルティング会社から派遣された技術者、専門家であった。危機管理の知識も常人よりはあったであろうに、気の毒なことである。
それから2週間後の14日夜、フランス南部の保養地ニースで群衆にトラックが猛スピードで突入、100名近くがその犠牲になった。
バカンス客で賑わう地方都市をライフル銃、マシンガン、爆発物ではなくどこでも手に入るトラックを使用しての前代未聞のテロである点に注意が必要。凄いテロの"マーケティング"する専門家の存在がある。
今後は予測を超えたテロが起きることを覚悟し、その対策を講じること!
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