出張旅費管理の新潮流
出張旅費管理の新潮流 第11回:出張支出(T&E)削減は賢い調達購買術に始まる
BTMA Japan(ビジネス・トラベル・マネジメント・アドバイザーズ・ジャパン) 代表 森 栄蔵
最終更新日:
2016年12月12日
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国際航空券購入におけるコスト削減のポイント
T&E(トラベル&エキスペンス、出張経費支出)の主要調達購買品目は、国際航空券とホテル宿泊費である。現状分析が第一だが、状況いかんではビックリするほどの削減効果が出るのがBTMの導入初期の姿だ。
T&E総額を100とするとその内訳は、外資企業の場合は航空券購入支出が40、ホテル宿泊費が30、レンタカー支出が15-20、旅行会社への手数料支払が3、そのほか予約システムなどのレンタル料などである(海外出張先でのレンタカー使用を出張規定で禁止している日本企業は多数ある)。したがってT&Eを削減することがBTM導入の5大目的の一番目の目標、目的となるのが一般的だ。
つまり、支出額の一番多い国際航空券をいかに有利に調達購入するかが重要なポイントである。
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