固定資産税(償却資産)講座
固定資産税(償却資産)講座 第2回:固定資産台帳作成が経営の根幹だった(2)
一般財団法人 資産評価システム研究センター 特任講師 笹目 孝夫
最終更新日:
2017年03月06日
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固定資産台帳の「作成」
これから、私が企業の固定資産税(償却資産)実地調査を行っていった中で気付いたことを中心に書いていこうと思います。
まずは固定資産台帳の「作成」、それが「経営の根幹だった」ことに触れます。
通常企業が資産を購入すると、担当部署から領収書を求め、流動資産か固定資産に仕訳をして、固定資産の場合は、耐用年数を定め、固定資産台帳を作成し、終了となります。果たしてそれで大丈夫でしょうか。
固定資産台帳には、この「作成」する作業だけではなく、その後の「継続」「管理」「知識」が必要になってきます。このことを深く考えて日常の作業を行っているかどうかで、企業の経営体質に雲泥の差が出てきます。
まずは、「作成」について考えてみましょう。
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