固定資産税(償却資産)講座

第3回:固定資産台帳作成が経営の根幹だった(3)

一般財団法人 資産評価システム研究センター  特任講師 笹目 孝夫
最終更新日:
2017年03月30日

■ 地方税調査吏員のためらい

 固定資産台帳を中心にした償却資産の実地調査を行うと、固定資産の存在の有無にかかわる会話が始まります。

 「この資産、本当にあるのかなあ......」

 「もうどこにあるかもわからない資産なのに、そんなの関係あるの?」

 「少し時間をいただけないと、資産の場所は確定できない」

 「資産を買ったときに、経理処理したものだから、どこにあるかわからない。特に出先のものは任せてあるので、わかりませんよ」

 地方税調査吏員は、少し黙り込み、ためらいます。

 この固定資産の存在の有無にかかわる答えの背後には、二つの種類が存在しているからです。

 一つは、固定資産台帳の管理の「不完全さ」によるもの。そして、自身がそれを知らないこと。もう一つは、「虚偽」に行うものです。こちらは「悪意」を含んでいます。

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著者プロフィール

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一般財団法人 資産評価システム研究センター  特任講師
笹目 孝夫

経歴
  • ・1979年 横浜市入庁(主税部財政局および区役所にて固定資産税部門専任職)
  • ・2015年 横浜市主税部財政局税務課償却資産センター退職
  • ・総務省主催「償却資産の実地調査研究委員会」委員歴任
  • ・全国自治体にて、固定資産税(償却資産)実地調査講演、全国版研修ビデオ、研修教材作成等
  • ・一般財団法人 資産評価システム研究センター特任講師
その他
笹目孝夫のブログ・オフィスささめ
元税務調査員の 「固定資産税(償却資産)申告と実地調査」講座

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