固定資産税(償却資産)講座

第13回:誤らない固定資産税(償却資産)申告書の書き方(3)

一般財団法人 資産評価システム研究センター  特任講師 笹目 孝夫
最終更新日:
2018年05月11日

役所と企業で齟齬(そご)が生じる理由

 前回までの話で、法令の基本的な読み方を理解できたでしょうか。役所というのは、基本的に法律に基づいた組織なので、国であれ、地方であれ、役人は法律の解釈論で、話を進めていくのが習慣になっています。公正性、公平性を保つために身に染み付いているといってもいいかもしれません。これが、企業の総務、経理担当者との会話が通じなくなる大きな問題点なのです。

法律における「例外」の示し方(1)

 では、彼ら役人の使用する言語体系がどのようなものか考えてみましょう。法律の基本構造というのは、非常に論理的にできていて曖昧さを排除しています。前回、「土地及び家屋以外の―」の「―以外」について述べました。法律は、まず、「原則」を記し、「例外」を加えます。これは、よく使われる書き方です。

 地方税法第341条の条文だけでも、「例外」事例がいくつも使われています。「―以外」のほかに、この第341条の定義条文を読み、いくつ「例外」が記載されているか、意識しながら読んでみてください。

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著者プロフィール

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一般財団法人 資産評価システム研究センター  特任講師
笹目 孝夫

経歴
  • ・1979年 横浜市入庁(主税部財政局および区役所にて固定資産税部門専任職)
  • ・2015年 横浜市主税部財政局税務課償却資産センター退職
  • ・総務省主催「償却資産の実地調査研究委員会」委員歴任
  • ・全国自治体にて、固定資産税(償却資産)実地調査講演、全国版研修ビデオ、研修教材作成等
  • ・一般財団法人 資産評価システム研究センター特任講師
その他
笹目孝夫のブログ・オフィスささめ
元税務調査員の 「固定資産税(償却資産)申告と実地調査」講座

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