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世界的に消費されるアルコール
会社の受付で必ず目に入る「消毒用アルコール」。今回のコロナウイルスの件を引き金に、消毒用アルコールの需要が高まりましたが供給が追い付いていません。
2017年2月、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社より発表された資料によると、日本の発酵アルコール(工業用アルコール)の生産量は年間30万kl。原料となるエタノールの全量を輸入しており、その約8割がブラジル産です。
世界的に見ると、約8割のエタノールが自動車の燃料用として消費されており、その量は年々増加しています。また、中国における需要は年々増加傾向にあり、今回のコロナウイルスの件でさらに需要が高まりました。今後日本のエタノールの供給確保は一層厳しい状況になるでしょう。
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