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先日の十五夜は、満月がとてもきれいでしたね。日本には昔から満月を愛でる習慣があります。元々は平安時代の貴族が、中国伝来の月見の風習を取り入れたのが始まりといわれ、当時は月見の宴を開いて和歌を詠むという、たいへん優雅なものでした。あまりにも有名なものは「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」という、藤原道長の句。みなさんも学ばれたのではないでしょうか。
平安時代のにおいマネジメント
さて、平安時代。においマネジメントはどのようなものだったのでしょう。当時の貴族官僚は、朝早く起きて出仕し、昼頃には退出するという生活スタイルでした。午後は、和歌、雅楽などを嗜み、小弓(こゆみ)、蹴鞠(けまり)等貴族同士の交際、接待などでプライベートを充実させていました。
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